guacamole を使う その2 (docker DB連携なし編)
本エントリとは直接関連しませんが、まずは宣伝から。
https://jpoug.doorkeeper.jp/events/51429
まだ席に余裕がありますので、興味がある方は是非。
ここからが本題です。
今回もその1から続きguacamoleです。
その1ではCentOS7+yumでのインストール方法を紹介しましたが、
yumからですと、最新版ではなく、少々古いバージョンのインストールとなります。
このエントリのようにdockerを使うのがお手軽です。
基本的には、公式ドキュメントに記載の方法でよいのですが、
公式ドキュメントの方法では、DB連携(MySQL/PostgreSQL)前提となってしまいます。
DB連携するほどでもない(またはリソースケチりたい場合)は
今回紹介する手順になります。
<構成>
・OS CentOS7.2
・docker 1.12
・guacd/guacamole (tomcat) 別コンテナ
・guacd/guacamole 0.9.9(執筆時点)
・DB連携なし
<インストール方法>
#guacamoleのパスワードをmd5hashで取得
#ここではguacamoleには、gucauser/Guac123!でログインすることとする。
#echo -n 'Guac123!' | md5sum | awk '{print $1}'
#6e9b83fc538318184ca185a44c06d235
#コンテナの起動
#docker run --name guacd -d glyptodon/guacd
#docker run --name guacamole --link guacd:guacd -d -p 8080:8080 glyptodon/guacamole /bin/sh -c "cd /usr/local/tomcat && exec catalina.sh run"
#コンテナ内で操作
#docker exec -ti guacamole /bin/bash
#mkdir -p /root/.guacamole
#cat > /root/.guacamole/guacamole.properties <<'EOF'
guacd-hostname: guacd
guacd-port: 4822
EOF
#user-mapping.xml(認証情報)の編集
#ここではguacamoleには、gucauser/Guac123!でログインすることとする。
#接続先は適宜編集してください#接続先は guacdコンテナからみた接続先であることを注意
#docker ホストに接続するようにしたいのであれば、
#locahostではなく、docker ホストのIP(通常 172.17.0.1)にする
#cat >/root/.guacamole/user-mapping.xml<<'EOF'
<user-mapping>
<authorize username="guacuser" password="6e9b83fc538318184ca185a44c06d235" encoding="md5">
<connection name="doccker-host-ssh">
<protocol>ssh</protocol>
<param name="hostname">172.17.0.1</param>
<param name="port">22</param>
</connection>
<connection name="RDP">
<protocol>rdp</protocol>
<param name="hostname">localhost</param>
<param name="port">3389</param>
</connection>
<connection name="VNC">
<protocol>vnc</protocol>
<param name="hostname">localhost</param>
<param name="port">5901</param>
</connection>
</authorize>
</user-mapping>
EOF
#guacamole コンテナからログアウト
#exit
#guacamole コンテナ再起動
#docker restart guacamole
以下のURLでアクセスできます