advent calendar振り返り

Oracle Cloud always free Advent Calendar 2019の25日目です。


本日はOracle Cloud always free Advent Calendar 2019の最終日ですので、Oracle Cloudを使ってみた感想を書きたいと思います。


・always freeは太っ腹

22日目の記事で分かるように、かなり太っ腹です。CPUがちょっと弱い気もしますが、ちょっとしたVPSであれば、置き換え可能だと思います。転送量月10TBまで無料というのもかなり魅力的です。

また、automonous databaseが使用可能というのも画期的です。

 

・always freeの枯渇

11月は問題なくalways freeのcomputeインスタンスが作成できたのですが、12月に入ってからは、out of host capacityというエラーで作成できなくなりました。2インスタンスなんて太っ腹なことやらず1インスタンスにしておけば、、、と思いつつ、早急な拡充を祈るばかりです。

 

・ポリシーが分かりづらい

ポリシーの考え方がAWSGoogle Cloudに比べてかなり独特で分かりづらいです。また、簡単ポリシー割り当てウィザードみたいなものがないので、そのあたりもつらいです。今後の改善を期待したいところです。

 

Oracle Cloudはまだまだ黎明期

こう書くと怒られる気もしますが、Oracle Cloudはまだまだ黎明期だなーと感じます。理由としては、
 ・Web記事が少ない       

          メジャーな機能については日本語の記事も増えてきましたが、 マイナーな機能や使い方については、英語も含めて記事が少ない(もしくはまったくない)ことがあります。 REST APIJDBC接続(JKS)は手探りで記事を書きました。  

  ・Web記事のほとんどがコンソールベース

           Web記事ではCLIでの手順がほとんどなく、初期のAWSを思い出します。今後、UIの変更が度々走ると、UIの変更に耐えられなくなって、CLIベースの手順が増えるとは思いますが。

 

・automonous databaseへの接続はTNSがカギ

オンプレのOracle Databaseでwalletを使用していないと、接続方法に戸惑います。 基本的にTNSでwalletの位置などを指定することになるので、TNS周りが理解できてないとかなり厳しいと思います。 今回のOracle Cloud always free Advent Calendar 2019では、様々なツールから負荷をかけていますが、 sqlplusの接続から順を追って確認したおかげで、TNSまわりの理解ができ、接続まわりでハマることはありませんでした。

 

Oracle Machine Learningの学習コスト
ノートブックでの言語がPL/SQLのみとなっているため、機械学習の知識+PL/SQLのコーディング力となってしまうため、学習コストがかかります。titanicの予測あたりをやってみたかったのですが、PL/SQLでやるのがしんどくてあきらめてしまいました。
RかPythonサポートしてくれませんかねぇ。。。


以上、取り止めない感じですが、Oracle Cloud always free Advent Calendar 2019の最終日としたいと思います。