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Oracle Fail Safe On Amazon EC2 その4(WSFC作成編)

前回(http://d.hatena.ne.jp/KNOPP/20120909/1347199078)の続きです。

今回はiSCSIを使って、共有ディスクを作成しその後フェールオーバクラスタを作成します。
iSCSIでは、DCをiSCSIターゲット(ディスク側),DB1/DB2iSCSIイニシエータにします。


iSCSIターゲットの構成(DCで実行する)
Microsoft iSCSI Software Target 3.3のダウンロード
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=19867 から Microsoft iSCSI Software Target 3.3(iSCSITargetQFE4.exe)をダウンロードします。
Microsoft iSCSI Software Target 3.3のインストール
ダウンロードしたiSCSITargetQFE4.exeをダブルクリックすると指定したフォルダに
インストーラが解凍されます。展開されたフォルダにx64というフォルダがあるので、
その配下のiscsitarget_public.msiをクリックするとインストールが始まります。
すべてデフォルトのまま次に進めばOKです。
iSCSIターゲットの構成
ここではクォーラムディスク用にiSCSIターゲットを作成します。
スタート→管理ツールMicrosoft iSCSI Software Targetをクリック→iSCSIターゲットを右クリック→iSCSIターゲットの作成→iSCSIターゲットの作成ウィザードへようこそ 次へをクリック→iSCSIターゲットの識別情報でiSCSIターゲット名を入力する。(ここでは、voteとします)→iSCSIターゲットの識別子で詳細設定をクリック→追加を押して、識別子の種類にIPアドレスを選択し、10.0.0.11を入力→再度追加を押して、識別子の種類にIPアドレスを選択し、10.0.0.12を入力→複数のイニシエータが〜というポップアップがあるので、はいを押す。→OKを押す。→次へを押す→完了をクリックする。
iSCSIターゲット用のディスクを作成
先ほど作成したiSCSIターゲット(ここではvote)を右クリック→iSCSIターゲット用の仮想ディスクの作成をクリック→仮想ディスクの作成ウィザードへようこそ 次へをクリック→作成する仮想ディスクのフルパスを入力(ここでは、C:\vhd\vote.vhd とします。)→仮想ディスクのサイズは512MBにします。→説明の入力は任意→完了をクリック


iSCSIイニシエータ側の構成(DB1,DB2で実行する)
スタート→管理ツールiSCSIイニシエータ→Microsoft iSCSIサービスが〜と表示されるので、はい を押す→クイック接続のターゲットに10.0.0.10を入力しクイック接続をクリックする。→iqn.xxxx-vote-targetが検出されるので、完了をクリックする。


◇クォーラムディスクのフォーマット(DB1のみで実施)
イニシエータの構成が終わると、DB1,DB2側でディスクとして認識されていますので、
フォーマットします。
・スタート→管理ツール→コンピュータの管理→ディスクの管理→ディスク1を右クリック→オンライン→ディスク1を右クリック→ディスクの初期化をクリック→OKをクリック→未割り当てを右クリック→新しいシンプルボリューム→新しいシンプルボリュームウィザードの開始 次へ→ボリュームサイズの指定はそのまま 次へ→次のドライブ文字を割り当てる はそのまま(D) 次へ→パーティションのフォーマットはそのまま 次へ→完了をクリック。


◇フェイルオーバクラスタのインストール(DB1,DB2で実行する)
スタート→管理ツール→サーバマネージャ→機能→機能の追加→フェールオーバクラスタリングにチェックを入れ、次へをクリック→インストールをクリック→閉じるをクリック


◇フェイルオーバクラスタの構成(DB1で実行する)
何故かフェイルオーバクラスタマネージャからは、
OpenVPNで作成したネットワーク(192.168.0.0/24)が選択出来ないので、
clusterコマンドでクラスタを作成します。
コマンドラインから以下を実行します。
クラスタ名はclusterとします。)

cluster /cluster:cluster /create /nodes:"db1.test.local db2.test.local" /ipaddr:192.168.0.100/255.255.255.0


◇ディスクをクラスタに追加する(DB1)
スタート→管理ツール→フェイルオーバクラスタマネージャ→クラスタ名をクリック→記憶領域を右クリック→ディスクの追加


◇ディスクマジョリティにする。
上記clusterコマンドでクラスタを作成するとノードマジョリティとなり、2ノードのクラスタでは、
2ノードとも生存している必要があります。そこで、1ノードが停止してもOKなディスクマジョリティに変更します。
スタート→管理ツール→フェイルオーバクラスタマネージャ→クラスタ名を右クリック→その他のアクション→クラスタークォーラム設定の構成→開始する前に 次へ→ノードおよびディスクマジョリティにチェックを入れ、次へ→
クォーラム用のディスク(先ほど追加したディスク)にチェックを入れ、 次へ→確認 次へ→完了


これで、ノードおよびディスクマジョリティのクラスタが構成できました。
次はいよいよOracle Fail Safeのインストールと構成をします。