人を人として(148冊目)

フォトリーディング 148冊目

会社の同僚に借りた本

サブタイトルは「指示待ち人間を目覚めさせるもの」です。

今の世の中、効率至上主義で、
ありとあらゆるものがマニュアル化され、管理されています。

その行き過ぎた管理が人から考える力を奪い、
指示待ち人間に貶めているのではないか?と警鐘を鳴らしています。

幼少のころから管理されることに慣れると、
・教えられてないものはわからない
・指示待ち
・他者依存(物事の解決を全部人任せ)

と言った困った人間になってしまいます。

それから脱却するには、
主体性を持って生きること。
主体性を持つには、その事柄に感情移入ができるかどうか

ということになるかと思います。


驚いたのがこの本、10年前に書かれた本なのですが、
今のこの世の中をある程度見越して書いていたのでしょうか。。

ちなみに、タイトルの人を人としては
人は効率をあげる為の手段(道具)ではなくて、
人として扱われるべきという意味です